2025.11.12
【開催レポート】第3回 実践型セミナーを開催しました
2025年11月12日(水)、徳之島チャレンジ人材育成事業「わくわくチャレンジ塾 ~KAERUっちょ~」の第3回 実践型セミナーを開催しました。
1973年(昭和48年)10月 千葉県生まれ。
東海大学海洋学部卒
学生時代及び大学卒業後も徳之島のダイビングガイド業務に携わった後、全国各地でダイビング指導者の育成や認定業務に8年間従事する。2009年5月に徳之島へ完全移住し、スキューバダイビング専門店のマリンサービス海夢居を開業、2011年には海をテーマにしたギフト部門「海夢居堂」を設立する。
2013年より「徳之島スノーケリング教室」(日本スノーケル協会奄美支部 徳之島事務局)を開設し、子供たちを対象としたシュノーケリングや自然観察会を実施、現在に至る。
今回の講師は、徳之島でビジネスを実施されているマリンサービス海夢居(かむい)の鈴木竜爾さん。
事前の打ち合わせでは、鈴木さんから「チャレンジしている若いみんなの力になりたい」という温かい言葉もいただき、当日の講義でもその思いが伝わる、実践者ならではのリアルな視点が詰まった内容となりました。
この記事では、その内容をダイジェストでお届けします。
前半|鈴木さんの経験と「今日の目的」
まずは鈴木さんから、今日のセミナーを進めるうえでの3つの想い が共有されました。
■ 徳之島での事業スタート、既存事業の拡大・修正に関するヒントを届けたい
■ 23年間で積み重ねてきた“成功も失敗も含めたリアル”を共有し、参加者の役に立てたい
■ 参加者の新しい視点から、自分自身も学ばせてもらいたい
続いて、鈴木さん自身の事業紹介へ。徳之島の資源を価値に変換する実践の積み重ねが語られました。
また、前回セミナーで扱った「リーンキャンバス」を、鈴木さん自身のビジネスモデル版として投影し、実例を交えて解説。
顧客は誰か、どのような価値が生まれているか、どんな数字を追っているのか、といった「リアルな経営視点」を知ることができました。
後半|事業を続けるための“視点”と“数字の重要性”
後半では、鈴木さんが「事業を続ける上で大切にしているポイント」について語られました。
・徳之島という環境を深く理解することの重要性
・一見デメリットに見えることを、価値に変換する視点
・小さくても“実績”を積み重ねる大切さ
・数字を見る習慣をつくること
・コンセプトを明確に言語化する必要性
また、参加者の「不安」「困っていること」「知りたいこと」に対して、鈴木さんが自身の経験に基づき丁寧に説明していく場面も。
机上の理論ではなく、徳之島で実際に事業をしている鈴木さんだからこそ語れるリアルが参加者の心に響く時間となりました。
その後、次回の「リーダースキル」につながる問いを中心に、
参加者と双方向で深めていきました。
このセミナーで学んだこと
- 徳之島での事業内容を決めるために大事なこと
- 島外/島内で“売れる商品”をどう作る?
- 不安なこと・困っていることを解決する
- 事業計画書に必要な数字販売商品数 / 各商品原価 / 販売価格 / 販売個数 / 売上目標(日毎・月毎・年) / 粗利目標 / 営業利益目標 / 短期・中期・長期計画
- 徳之島でのビジネスで大事にしてきたこと
参加者の声(抜粋)
徳之島で事業を続けるために、弱みをメリットに変える視点が大事だと感じた。
小さな実績を積むこと、数字を見ることの重要性を実感した。
自分の事業をどう言語化すべきか、理解が深まった。
有料級の話だった。すぐに自分の事業に活かしたい。
参加者アンケート結果
(5点満点)
時間・進行・資料については、「時間が短く感じた」と回答した方が全体の約7割を占め、「ちょうどよかった」と回答した方が約3割となりました。
「時間が短く感じた」という回答は、内容が充実しており、あっという間に感じられたことによるもので、全体として前向きな評価が多く見られました。
最後に
実践者から得た学びを次へ
今回のセミナーでは、徳之島で実際に挑戦を続ける “現役の実践者” から、事業づくりのリアルや、島で事業を続けるための具体的な視点を学ぶことができました。
鈴木さんが語った
・小さな実績を積み上げること
・数字とエビデンスを大切にすること
・島の環境を深く理解し、価値へ変換する視点を持つこと
といった言葉は、これからチャレンジを進める参加者にとって
大きなヒントとなったはずです。
次回は、いよいよ 「起業、経営に欠かせないリーダー必須のスキルを習得する」 をテーマに、事業計画の具体化に向けたステップをさらに深めていきます。
徳之島の未来をつくる挑戦は、着実に前へ進んでいます。
第4回のレポートもどうぞお楽しみに。